習慣を変える

習慣には良い習慣と悪い習慣があります。良い習慣は毎日勉強をするなどで悪い習慣は自宅に帰ると甘いお菓子を食べてしまうなどが挙げられます。

良い習慣・悪い習慣はともに生活の中に組み込まれたものであり、自動化されることと一緒であり、寝る前に歯を磨くのと同じなんだと思います。

習慣化されていることを変えることは決して簡単ではありません。人は現状維持を自ら望むからです。これは脳の使い方の問題であったり、進化の過程で繋がれてきた遺伝的なものとも考えられます。

ではどのように習慣を変えていくか…

自分で生活を変えた時には以下を意識してみました。

  • どんな習慣を取り入れたいか考える(具体的に)
  • どんな習慣を辞めたいか考える(具体的に)
  • トリガーとなっている行動を探ってみる
  • 24時間の使い方を考える(悪い習慣によって費やしている時間はどれくらいか)
  • 悪い習慣を辞めたらどの位自由な時間が生み出されるか意識してみる

どんな習慣を取り入れたいか考える

自分の場合は、勉強するための時間を確保するために習慣を変えようと思いました。まず取り入れたい習慣は生活の中に3時間の勉強時間を確保するでした。

また勉強に取り組むための集中力をつけたい、読書をしたい、運動をしたいなども考えました。

そうなるとその時の生活スタイルでは時間が圧倒的に足りませんでした。何かを取り入れるには何かを辞めるしかない…そう思いました。実際習慣化を取り上げた書籍でも辞めるリストを挙げることが推奨されています。

どんな習慣を辞めたいかを考える

習慣の中で辞めたいことを考えました。

  • 夜にテレビをダラダラ見てしまう。
  • 朝起きるのが遅い。
  • コーヒーを沢山飲んでしまう。
  • 週末(金曜日~)になるとお酒が飲みたくなる
  • ジムに週1~2回通っていたが、時間がもったいない。
  • 昼休みに無駄にスマホをいじってしまう。
  • 昼に甘いお菓子を食べてしまう。

などが辞めたい習慣でした。

トリガーとなる行動を考える

次に辞めたい行動を引き起こすトリガーを探すことにしました。

例えば夜だらだらとテレビを見てしまう習慣については、家に帰って椅子に座るとリモコンのスイッチを自然と入れてしまうことにありました。この場合トリガーは椅子に座ることになります。そこで家に帰ってからの行動を変えることにしました。玄関を開けたら荷物を置いて、椅子に座るのではなく軽く家事(食器洗いなど)を行うことにしました。するとリモコンに触ることがなくなり、あんまりテレビのスイッチを入れることがなくなりました。現在はほとんどテレビを見ていません。

朝起きるのが遅くなる原因は寝る前のスマホ検索でした。覚醒し眠れなくなり、睡眠の質も下がることで朝が起きられなくなっていました。夜間のスマホを読書に変えることで朝は5時には起きられるようになりました。

このようにトリガーを探すことが悪い習慣を辞めることに繋がることになります。

24時間の使い方を考える

時間を生み出すために、生活を変えるために悪い習慣を辞める決意をしたので今度は時間の使い方を検討していきました。

それまでの生活では仕事から帰ると食事をしながらテレビを見て、気がつくと深夜でした。そこから家事をしてお風呂に入ると深夜1時なんて日もざらでした。

睡眠不足で翌朝は不調。特に休日前はお酒も飲んでいたのでなおさらですね。

時間の使い方を考えるために書籍に目を通しました。どの本でも朝型の生活になると自由時間が増えると共に生産性の向上や勉強が捗ると書かれていました。

朝型にシフトするために、寝る時間を早めることにしました。目標は22時消灯です。逆算すると21時には風呂に入り、寝る支度が必要です。ついでに2食生活のため、夕飯も食べなくなりました。

朝5時に起きられたことで、家族が活動するまでに自由時間ができました。朝は起きて布団を整え、ストレッチ→瞑想→HIITを行い集中力を高め、ミトコンドリアの活性化をは図っています。勉強時間に充てることも考えていますがまずは自身を高めることで生産性の向上を目指しています。

勉強時間の確保に関しては移動時間のインプット(1時間半)、休憩時間(40分)、仕事終わり(2時間)といった感じで空き時間を活用しています。

悪い習慣を辞めたらどの位自由な時間が生み出されるか意識してみる

自分の場合悪い習慣を辞めたことで3時間以上の自由な時間を生み出すことができました。その時間を行いたい活動に充てることで生活習慣を変えることができました。行いたい活動ができることで生活の満足度は向上し、自己効力感も上がった気がしています。仕事へも良い影響があり、生産性は上がっています。習慣化されると新しく取り入れた活動を行わないとなんとなく気分が悪くなるため考えることなく、自動的に習慣化された活動を継続しています。

まとめ

習慣化は良し悪しに関わらず、大きく生活に影響を及ぼします。習慣化することを自分で考えて、実行することで生活を変えることができると感じました。また時折生活を見直し、修正していき良い習慣を取り入れていこうと思います。

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