公認心理師試験 おすすめの参考書+α

現在、第5回の公認心理師試験(2022年7月17日試験)に向けて勉強中です。

実は第4回を受験したかったのですが、現職者研修が受けられず受験できませんでした。

なので1年近く試験勉強をしています。その中でいろいろと参考書や問題集を使用してきました。これから勉強を開始する方や参考書等の見直しを考えている方が教材の費用を最小限に抑えられるようお伝えできればと思います。

おすすめの参考書

試験全体を網羅するための参考書

心理学初学者のわたしにとって心理学の参考書はなかなかハードルの高いものでした。その中で現在も使用している参考書は公認心理師必携テキストです。これは昔でいうタウンページ位の厚さがあります。その分試験における大部分の知識を網羅しているという利点があります。おそらく公認心理師の勉強を始めた方であれば知らない方はいないのではとも思います。

ただしこの参考書は本当に分厚いし、読み応えがあります。間違っても最初から最後まで通して読もうと思ってはいけません(自分は勉強を開始してすぐはこの罠にハマっていました)。

心理学の学部生や院生であればさらっとした内容だと思いますが、初学者の自分にとっては出てくる用語がほぼ分かりませんでした。そして襲ってくる睡魔…

使い方としては過去問や予想問題を解いていく中で、辞書的に使うことがベストだと思います。現在は第2版が出ています。ただし過去問には参考書を調べても掲載されていない内容もあります。

そんな時は公認心理師・臨床心理士の勉強会というサイトで解説を読み、重要な内容は必携テキストにどんどんと書き込んでいます。余白が少ない場合はコピー用紙にメモしそれを貼り付けています。

今ではオリジナルテキストとなって愛着すら出てきました。

精神医学をわかりやすく学びたい場合

筑波大学の松崎朝樹先生の書かれた精神診療プラチナマニュアルがお勧めです。内容自体も分かりやすいのですが、先生が開設しているYoutubeチャンネル(精神科医 松崎朝樹の精神医学)もあり、そちらもおすすめです。精神医学をとてもわかりやすく説明して下さっているので、空き時間のインプットに最適だと思います。

過去問の勉強

過去問の勉強には赤本2022を使用しています。1~4回の過去問+模試で出された問題も入っているので、ページ数は約700ページに及びます。過去問だけであればネットで過去問で検索すれば無料でダウンロードできます。簡単な解説を行っているウェブで学べるサイトもありました。ただ、全過去問を分野にわけて、解説もついているとなると赤本が学びやすいと思います。ぺんぎんさんの過去問も人気ですので、後は好みによると思います。ちなみに赤本の執筆者の宮川先生もミヤガワRADIOというYoutubeチャンネルを開設しており、そちらも様々な情報を発信しているたインプット作業の時に聞いています。

予想問題集

こちらはファイブアカデミーさんの出版している公認心理師徹底対策問題集を使用しております。これには最近2年分の過去問や予想問題集も付属しており、同じく出版されているテキストもあり問題集でわからない箇所をテキストで調べることができます。難点としては問題集だけであれば2700円位ですがテキストとともに購入すると5000円を超える出費となり財布が痛むところです。ただ、過去問だけではカバーしきれない内容も入っており赤本での勉強が進んだ方にはおすすめできるかもしれません。ただ自分としては最初の選択としては赤本だと思いまいます。

統計を学びたい場合

統計も自分にとっては難題です。ずっと避けて通ってきましたので…

しかし今回の試験で必要となるため、学ぶことにしました。今回使用したのはすぐできるリハビリテーション統計という本です。

t検定すらろくに分からない自分にとっては読みやすい内容になっています。ただ深い内容は学ぶことができないので、試験に対応するためには過去問で出された問題を中心に調べながら学んでいる状態です。統計のインプットでは橋口誠志郎さんのYoutubeチャンネル(せーしろーチャンネル)の統計の解説がわかりやすいと思います。

以上自分が使ってきておすすめできる教材とインプットについてお話してきました。まだおすすめのYoutubeチャンネルもあるので、機会があればお伝えしたいと思います。第5回を受験される方にとって少しでも有益な情報となればありがたいです。

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