公認心理師 赤本のおすすめの使い方

時間の無い社会人が効率良く勉強するためにおすすめのインプット・アウトプット方法をお伝えできれば思います。今回使用する教材は赤本公認心理師 国試対策2022(河合塾KALS 坂井剛、宮川純著)です。

赤本を使用して重点的に勉強する場所を見極める

赤本公認心理師2022は使用している方も多いと思います。せっかく赤本を使用するのに過去問を解いていくだけでは非常にもったいないと思います。まずはよく出るRANKINGのページから読み込むことをおすすめします。ここには心理検査、介入技法、障害・症状、法律・制度のRANKINGが掲載されています。自分は勉強していて特に法律関係が不得意であると感じています。しかし公認心理師の過去問を見ても様々な法律から出題されており、全部を網羅することは困難であると感じています。その中でこのようなRANKINGがあるとどこに勉強の重点を置くか決めることができます。頻出のものは過去問から少し広げて学習し、RANKING下位のものは過去問の内容を押さえておくといった感じで利用することができます。

また心理検査については巻末資料に代表的な心理検査が重要度と共にまとめられています。この表を丸暗記するだけでは厳しいと思いますが、障害・症状のRANKINGで上位に使用されるパーソナリティや健康検査を押さえ、頻出の知能・発達検査を押さえておくような流れで勉強しています。

赤本で理解が難しい問題があった場合

難しい問題をどこまで掘り下げるかは受験生にとって重要な要素だと思います。しかし様々な情報によるとあまり一つの分野を掘り下げることは受験勉強としては適していないようです。

それよりは過去問に出てきくるキーワードを理解したり調べるくらいの方が効率が良いと思います。

過去問を解く上で助けになるのが、参考書や動画、Webサイトとなります。私が良く利用しているコンテンツをご紹介します。

統計分野・心理検査:せーしろーちゃんねるさんです。統計について再生リストがあります。難しい内容もありますが、統計の理解を深めるには適していると思います。

司法分野:しんりしtvの中で少年法の手続きや弁護士の先生が解説している動画あり、とても参考になります。

精神分野:松崎朝樹先生の精神医学のチャンネルが分かりやすいです。初学者や学生(医学生以外の学生も含めて)に優しく、印象に残る形で解説してくれています。先生の書かれたイラストが登場するのですが、それもかわいい感じで楽しく学べます。

第4回公認心理師試験解説:高坂康雅の公認心理師チャンネルで詳しく解説が聞けます。赤本を解くだけでは持つことができない知識や視点が学べより理解が深まります。

動画の利用について

自分の場合は移動中や昼休みを利用して動画を観ています。空き時間を利用した学習としては効率的であり、自分で解いた問題の理解も深まるためおすすめです。

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